未来の祀りカフェVol.1出演者

和合 亮一

WAGO Ryoichi

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(詩人・未来の祀り発起人)
 1968年福島市生まれ。詩人。国語教師。福島県教育復興大使。
 1998年、第一詩集『after』で第4回中原中也賞受賞。その後、第47回晩翠賞受賞、NHK放送文化賞、民友県民大賞など。
 震災直後の福島から、Twitterにて「詩の礫」と題した連作を発表。海外でも多言語に翻訳され、オランダの世界的コンサートホール、コンセルトヘボウにて行われた東日本大震災追悼コンサート(主催:ロイヤル・コンセルトヘボウ・オーケストラ/ジャパンフェスティバル財団)に招致、世界三大オーケストラであるロイヤル・コンセルトヘボウ・オーケストラと共演、詩の礫を朗読し、被災地が抱える思いを発信する(2011年5月)。
 書評・コラム・エッセーなどの全国紙での寄稿や連載、校歌や記念賛歌の作詞も手がける。
 全国で講演・朗読・ワークショップ等多数。
詩集「廃炉詩篇」(思潮社)、エッセー集「心に湯気をたてて」(日本経済新聞社)、最新刊に『木にたずねよ』(明石書店)。

http://wago2828.com/
https://twitter.com/wago2828
https://www.facebook.com/ryouichi.wago


懸田 弘訓

HIRONORI Kaketa

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(民俗芸能学会ふくしま調査団長)
 昭和12年伊達市霊山町生まれ。福島大学卒。県立高校、県教育庁文化課勤務後、県立博物館学芸課長、県立川口高校校長などを歴任。
 現在、県文化財保護審議会委員、会津大学非常勤講師、民俗芸能学会評議員。
 特に、東日本大震災後は、民俗芸能学会福島調査団長として被災地に赴き、民俗芸能保存団体の被災状況や要望を取りまとめ、国・県の補助金や民間支援団体からの助成が受けられるよう、献身的な支援に取組んでいる。


赤坂 憲雄

NORIO Akasaka

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(民俗学者・学習院大学教授 福島県立博物館館長)
 東京都出身。学習院大学教授。福島県立博物館館長。専門は東北文化論と日本思想史。「東北学」を掲げて、地域学の可能性を問いかけてきたが、東日本大震災を経て、被災地から東北学の第二ステージを探りはじめている。主な著書に、『異人論序説』(ちくま学芸文庫)、『子守り唄の誕生』『東北学/忘れられた東北』(講談社学術文庫)、『岡本太郎の見た日本』(岩波書店)、『北のはやり歌』(筑摩選書)、『震災考』(藤原書店)、『司馬遼太郎 東北をゆく』(人文書院)ほか多数。


村上 タカシ

TAKASHI Murakami

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(美術家・宮城教育大学准教授・熊本出身/熊本ボランティア参加)
 美術家、MMIX Lab 代表、大学教員。熊本生まれ。2009年各種メディアを融合させ、アートと地域を結び創造的芸術活動を行う団体「MMIX Lab」を仙台で発足。震災以降、津波でねじ曲がった公共物等を残し震災を後世に伝える「3.11 メモリアルプロジェクト」他の活動を、熊本地震後はGAMADASE ART PROJECT(がんばれ熊本!プロジェクト) を展開中。
 MMIX LabがCD制作で参画している「おばあちゃんラッパーTATSUKO★88」はYoutube再生回数10万回を超え、なお増加中。


金沢黒沼神社の十二神楽

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(福島市松川町)
 十二神楽は黒沼神社祭礼に奉納するために元和3年村人5人を江戸に遣わし習得させた後に二見より師匠を招き修練させ祭礼に奉納したのが起こりとされる。以来今日迄幾多の盛衰があっても連綿として保存伝承されて4月3日・4日(現在第1土、日曜)黒沼神社の祭礼に奉納されている。この神楽はこの社独特に伝わる出雲流の神楽で舞いも拍手もしっかりした四方固めで演舞されて居り文化財として高く評価されている。第60回伊勢神宮式年遷宮(昭和48年)には県代表として十二神楽を奉納し、重要無形民俗文化財の県の指定を受けた。


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